<住職レター 2019年 1月>
年末を迎えますと、何かと気忙しくなります。普段あまり出来ない箇所の掃除、断捨離的な整理整頓、そして年賀状の準備。それからこの寺報の編集。寺報はこの情報量ですから、大した労力ではないと思われるかもしれませんが、ところがどっこい、毎月の発行となると、掲載するネタ(話題)に困ります。今月号で二七八号。二十三年を超えて、毎月欠かさず発行し続けてきました。今後も細々とではありますが、頑張って、ネタを探しながら、寺報を発行し続けていきますね。時には、「この話題は、以前にも読んだよ…。」と思われることもあるかもしれませんが、ご容赦ください。
この一年を振り返って思うことは、『当たり前に思えていた事でも、実は有り難いことなんだな~』と、心から感じられるようになりました。それだけ年を重ねたせいもあるのでしょうが、何より七月の西日本豪雨災害を経ての、このような思いであります。
帰る家があるのは有り難い。食事が出来るのは有り難い。眠れるところがあるのは有り難い。ナンマンダブツ、ナンマンダブツ…(合掌)。