<住職レター 2017年3月>
3月30日に、善教寺から団体参拝にて、本願寺伝灯奉告法要へ参ります。親鸞聖人や蓮如上人の大遠忌法要と違い、伝灯奉告法要は、あまり馴染みがありませんよね。
浄土真宗のみ教えである法灯、すなわち親鸞聖人がひらかれた本願名号の真実の教えである念仏の法が、今に伝えられたこと。そして今後、お念仏のみ教えが広く伝わることを願っての、法要であります。
私は、平成7年、善教寺の前住職である父が亡くなり、この善教寺を継職しました。
善教寺は1513年(室町時代中期)に、西空が開基し、私でちょうど第20代住職に至ります。継職した当時、この職責の重さに、自分自身がつぶされそうなプレッシャーを感じておりました。
本願寺第25代となられた専如ご門主は、私が感じたプレッシャーの、何倍も重圧があることでしょう。逆に、ご達観なされて、プレッシャーはあまりお感じになられないのかもしれませんね。
一緒に団体参拝へ行く皆さま、一泊二日で楽しく本願寺へお参りしてきましょう。