住職レター 2018年7月

<住職レター 2018年7月>

先日(5月27日)、善教寺本堂にて「初参式」(善教寺仏教婦人会主催)を勤めました。「初参式」とは、お子さまの誕生後、初めて仏さまの前で手を合わせ、お祝いする仏教行事です。
仏前にて、お子さまと共に仏さまに手を合わせ、生まれたことの意味を確かめます。親として生きる出発点であり、赤ちゃんによって与えられた尊い仏縁であります。
今年の出席者は年齢幅が広く、0才児5名、3才児1名、4才児2名、5才児1名、9才児1名の合計10名。4才以上だと、善教寺本堂へお参りしたこと、かすかに覚えていることでしょう。0才とか3才だと、細胞レベルの記憶として、ちゃんと刻まれていることでしょう。
大人になって、どこかの寺の本堂へお参りした時、「ここ、なんだか懐かしい…」と思ってもらえるだけでも、有り難い尊い良きご縁です。

平成30年度 善教寺初参式

挨拶される仏教婦人会の下川会長と来賓の善教寺総代(石原総代・上田総代・下満総代)