<住職レター 2014年5月>
桜の咲き誇る4月7日(月曜日)、善教寺仏教婦人会の皆さんと一緒に、島根県温泉津の安楽寺へ、『妙好人 浅原才市さんを訪ねる』、参拝旅行へ行ってきました。
才市さん縁の安楽寺にて、ご法話を聴聞し、本堂横の遺品館をご案内いただきました。
妙好人とは、きよらかな白い蓮華のように厚い信仰をもち、念仏に生きる人々のこと。
げた職人だった才市さんは、自然に口に溢れる念仏の心を、カンナ屑や下駄の歯切れなどに書き留められたそうです。有名な、角を描き加えさせた肖像画も見せて頂きました。
「あのような念仏者にはなれん…」「私には無理…」、と云う言葉を聞きましたが、私も同様です…。
午後からは、世界遺産に登録された石見銀山へ観光に行き、各地の桜を愛でながら、夕刻、西条へ到着。
普通の観光旅行とは一味違った趣のある参拝旅行でした。