<住職レター 2019年 4月>
ついこの前、お正月だったと思いましたら、もう春のお彼岸を迎えました。日が長くなり夕刻になっても明るいのは嬉しいです。雑草くん達も春に気付いたのか、そろそろ草花が芽吹いてきたようです。お昼間の陽光も明るく穏やかで、春の息吹を感じさせてくれます。なんて良い季節なんだろう…と、心からそう思える春。しかし心地良い時期は短く、ジメジメと湿度が高い梅雨を迎え、その次にはギラギラと太陽が輝く夏がやってくる。雨が降ると、昨年の豪雨災害を思い出します。未だに災害復旧が出来ていない場所が多く、大雨が降ると心配な所ばかり。今年は雨量が少なく、被害が出なければと思います。
さて先日、仏教婦人会報恩講並びに物故者追悼法要をお勤め致しました。ご講師の足利先生は、兵庫県尼崎市から今年も元気に来て下さいました。御年八十八歳です。私が小学生の頃から来て下さっていますので、もう四十年のご縁になりましょうか。また来年も依頼させてもらいました。皆さま、お楽しみに。