<住職レター 2016年5月>
先日(4月20日)、善教寺仏教婦人会の皆さまと一緒に、本願寺広島別院へ参拝してきました。本堂にて、職員の方を導師に讃仏偈の読経。副輪番様より、ご法話の聴聞。その後、境内地へ移動し、被爆樹木であるソテツを見せて下さり、親鸞聖人像にまつわるエピソードを聞かせて下さいました。
門徒会館の横にひっそりとありました被爆納骨塔は、当時のまま残されているとのこと。この写真では見え難いですが、『還浄』と書かれた被爆納骨塔の傘の部分と横が、爆風で破壊されていました。
広島別院のシンボル共命鳥は、「すべてのいのちの尊さや、存在を大切にしあう社会」の教え。戦争をなくし、平和を願う安芸門徒のシンボルです。共命鳥の教え、永遠に守っていきたいと、強く思いました。