<住職レター 2019年 3月>
今年の冬は、有り難いことに、あまり寒さ厳しくない毎日のように思います。法事にお参りして、「寒くなく過ごしやすいけぇ~、え~ですね~」と申しますと、お叱りを受けました。ある程度、たんぼに雪が降り積もらないと、たんぼの虫が駆除されないとのこと。このままだと、春先に農薬を沢山散布しないといけないそうです。しかも、雪解け水が無いので、田植えの時期に水が足りるか心配もされていました。寒くなく雪が降らないのは、生活をするには楽ですが、米作りにはダメージのようです。
さて、今年も二月十一日に、善教寺護持会総会を開催しました。今年の参加者は、各地区世話係三十二名。初めて出席くださる方や久しぶりにお会いする方に出会えますと、とても嬉しいものです。しかしその逆に、今まで出席くださっていた方が、今年は欠席の方がありました。後日お尋ねすると、早期の胃癌で手術をされたとのこと。三月の仏教婦人会報恩講にはお参りしますと、元気なお返事を頂き、安堵いたしました。
善教寺世話係の皆さま、また来年、護持会総会で、お会いしましょうね。