住職レター 2017年10月

<住職レター 2017年10月>

昔の善教寺資料を閲覧しておりましたら、昭和32年5月30日の勝如上人(大谷光照本願寺第23代門主)ご巡教の写真を発見しました。
昭和32年当時、本願寺の門主が、一般の寺院をご巡教されるという価値観は、どういったものであったでしょうか。戦後復興が落ち着いた頃、これから高度経済成長に向かう時、全てが明るく希望に満ち溢れていたのかもしれません。写真の中の皆さんは、とても素敵な顔でした。
おそらく、ご巡教に来られた、勝如上人(大谷光照本願寺門主)の神々しい後光が差した雰囲気に、皆さん圧倒されたことでしょう。
写真を見終り、当時と全く同じ本堂に座し瞑想して、ご巡教当時に思いを馳せてみました。

勝如上人ご巡教集合写真

ご巡教時、善教寺本堂にて帰敬式される門主

善教寺前の沿道にて、門主をお迎え中