<住職レター 2015年12月>
11月の半ばを過ぎますと、善教寺本堂で勤める報恩講の準備に入ります。
お接待当番地区の世話人さんと打ち合わせをして、お斉(報恩講料理)具材の注文。おつぼ菓子やみかんの注文。お荘厳準備にあたり、朱蝋燭(赤いローソク)の購入。お香炉はいつもより入念に拭き、黒光りするようにします。
つい先日は、近所の池田馨様に来て頂き、境内にあります勝如上人御手植松の剪定をして頂きました。
親鸞聖人の33回忌にあたり、本願寺第3代覚如上人は、そのご遺徳を讚仰するために『報恩講私記』をつくられ、報恩講が勤まるようになりました。
善教寺がこの地に開基して500年。500年の長きにわたり、善教寺でもこうして毎年勤め続けてきた報恩講です。
今後も大切に勤め続けていきましょうね。