＜住職レター 2015年9月＞
お盆までは猛暑でしたが、雨が降ったお陰で、過ごしやすいお盆となりました。お盆を過ぎると、カブトムシもいなくなり、海にはクラゲが多くなり、そろそろ秋モード突入です。ここ西条では、早朝はとても爽やかで、凌ぎやすくなってきました。こうして季節は移ろいでいきます。
恒例の『夏の子ども会』（善教寺仏教婦人会主催）、今年は、７月３１日に開催しました。この日は、とても暑い一日で、気温３５度近く…。熱中症を心配しておりましたが、子ども達は、元気にお寺中を走り回って、楽しんでいたようです。
善教寺仏教婦人会役員の皆さまが、お昼には手作りカレーを作って下さいました。作って下さった役員の皆さまに感謝を申しあげ、合掌して食前・食後の言葉を称えました。
最近、食事をする時に、合掌しない（できない）子どもが多いのだとか？
飯という字に、『ご』という尊敬の気持ちを込めたのが、ご飯（ごはん）であること。『飯は食う物』ではなく、『ご飯をいただく』。今までは、生活をしていれば、当たり前に身に付いていた価値観でありますが、これからは、改めて伝えて（教えて）いかなくてはいけない時代なのかも…。
『夏の子ども会』が、良き思い出として記憶の片隅にでも残っていてくれたらと、念願いたします。
