<住職レター 2016年7月>
先日(5月29日)、「初参式」(善教寺仏教婦人会主催行事)を勤めました。
『初参式』とは、お子さまの誕生後、初めて仏さまの前で手を合わせ、お祝いする仏教行事です。初参式ご参拝の皆さま、来賓出席された善教寺総代の皆さま、仏教婦人会役員の皆さま一緒に、本堂内阿弥陀如来さまの前で写真を撮りました。
さてこの時期の法要といえば、安居会法要(夏の法要)です。
『安居(あんご)』とは、僧侶が一定期間一ヶ所に集まり、研鑚修養に励むことで、その由来は古代インド(仏教発祥の地)において、雨季に森などを徘徊して草木小蟲を害する事を防ぐために行われました。
この時期、法事でお参りすると、「雨が降ると直ぐに草が伸びて、毎日毎日、草刈りに追われるよね~」と話されます。お寺の周り、毎日どこかで、誰かが草刈りをされています。草刈りや農作業に忙しく、「寺参りどころじゃ、ないよ~」と言われるかもしれませんが、ちょっと手を休めて、法要へお参り下さいね。
きっと良い骨休みになると思いますよ。