住職レター 2019年10月

<住職レター 2019年10月>

もう報恩講の時期?と思われるかもしれませんが、先日、呉地区へ報恩講の参勤を済ませました。今後、各地区の門徒さん宅を、地域ごとに順次、報恩講を勤めて参りますので、宜しくお願いします。
その間、護持会の報恩講を10月26日に勤め、善教寺の報恩講を12月2日に勤めます。各地域の集会所にある御堂(お内仏)でも報恩講を勤めます。
最近、報恩講に参勤すると、その家の若いお嫁さんが、「報恩講って、何ですか?」と聞かれる事が多くなりました。私が住職を継いだ頃には、報恩講の意味を知っていて当然、報恩講を勤めるのが当たり前、そんな時代でしたが、報恩講に対する考え方、思いが違ってきた感があります。
報恩講は宗祖親鸞聖人のご恩をしのび、そのご苦労を通じて、阿弥陀如来のお救いを、改めて心に深く味わわせて頂く法要です。ご家庭での報恩講も、大切に勤めるように心がけて下さいね。

令和元年五月に新調した善教寺山門幕

屋根改修前の善教寺門信徒会館